FXの最重要イベントであるFOMCは当日だけでなく、前後の流れも作ることになり事前に把握しておくのは非常に重要です。
そこで2023年のFOMCの開催時期とあわせて注目ポイントをまとめました。
FOMCの基本的な情報やトレードへの活かし方は、以下にまとめていますので参考にしていただけますと幸いです。
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それでは見ていきましょう!
2023年のFOMC開催時期・スケジュール
開催日 | FRB議長会見 | 議事録公表 |
---|---|---|
2月1日午後2時 (日本時間:2月2日午前4時) |
– | 2月22日(現地時間) |
3月22日午後2時 (日本時間:3月23日午前3時) |
○ | 4月12日(現地時間) |
5月3日午後2時 (日本時間:5月4日午前3時) |
– | 5月24日(現地時間) |
6月14日午後2時 (日本時間:6月15日午前3時) |
○ | 7月5日(現地時間) |
7月26日午後2時 (日本時間:7月27日午前3時) |
– | 8月16日(現地時間) |
9月20日午後2時 (日本時間:9月21日午前3時) |
○ | 10月12日(現地時間) |
11月1日午後2時 (日本時間:11月2日午前3時) |
– | 11月23日(現地時間) |
12月13日午後2時 (日本時間:12月14日午前4時) |
○ | 1月4日(現地時間) |
参考:FRB-Meeting calendars, statements, and minutes
2023年のFOMC注目ポイント
2023年のFOMCの注目ポイントはいつFRBが利下げに転じるかでしょう。
利上げ自体は年前半にストップすることが確定的な中、市場の注目は利下げのタイミングです。
市場は年後半に利下げを織り込んでいますが、FRBメンバーは金利が高い状態が長く続くことを示唆しており、FRBメンバーの見通しを示すドットチャートでは利下げは来年以降としています。
FRBは2年前にインフレは一時的とするなど利上げが遅かった失敗があり、市場は今ひとつFRBメンバーの発言を額面通り捉えていません。
早期利下げを市場が織り込むと利上げによるインフレ抑制効果が薄まることもあり、FRBメンバーがタカ派発言を繰り返しているのでしょう。
個人的には今年後半の利下げ確率は高いと思っています。
そういった意味でも金利見通しを示すドットチャートや議長会見などが注目したいと思います。
利下げ(ハト派化)を見込んだドル安に向けてのトレードが基本となりますね。
FOMCの基本や各種情報の確認方法はこちらにまとめていますので、参考にしていただければと思います。
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