こんにちはハルです。
本日(3月15日)から米市場のサマータイムが開始されましたね。
これによって、ニューヨーク時間が1時間早まり、NYオプションカットや指標発表の時間も1時間早まるので、日本で普通に生活する日本人としてはトレードがしやすくなる人が多いと思います。
サマータイムはロンドン市場と米市場で別の日に適用され開始していきますので、2021年のニューヨーク・ロンドンのサマータイムの開始日と主な影響について見ていきたいと思います。
ニューヨーク、ロンドンのサマータイムの開始日
まず、サマータイムはアメリカ、ロンドンでそれぞれ以下の期間適用されると決まっています。
- アメリカ:3月第2日曜日~11月第1日曜日
- ロンドン:3月最終日曜日~10月最終日曜日
- オセアニア:4月第1日曜日~10月第1日曜日
そのため、2021年に当てはめると以下のようになります。
- アメリカ:3月14日
- ロンドン:3月28日
市場は月曜からなので、NY市場は3月15日からロンドン市場は3月29日からということになりますね。
なお、欧州ではサマータイムの廃止が決まっているため、2021年が最後のサマータイムとなり、2021年10月に時間を冬時間にしてからは時間を変更することはなくなります。
日本人としては取引時間が早くなり取引しやすくなるサマータイムはあってもよいですが、取引時間が季節によって変わるのがいやな人もいると思いますし、ロンドンなのでサマータイム廃止は好意的に受け止める人が多いのかなと思います。
他国のことなのでとやかく言う資格はありませんが、ヨーロッパでの現地調査でもサマータイム廃止に賛成の人は8割を超えているようですし、個人的にも賛成です。
2022年のニューヨーク、ロンドンのサマータイム開始日
ちなみに2022年はヨーロッパでサマータイムが廃止され、ニューヨークやオセアニアなどだけがサマータイムとなります。
- アメリカ:3月13日
- オセアニア:4月3日
ロンドンのサマータイムがないのはやりやすくて良いですね。
ニューヨークは日本だと深夜なので、サマータイムがあると1時間早く寝れるので、それもまた嬉しいです。
サマータイム開始に伴う取引時間の変更と主な影響
サマータイム開始に伴い、取引時間が1時間早くなります。
(南半球なのでオセアニアのみ取引時間が1時間遅くなる。)
これまで22時だったことが21時に起こるような感じですね。
日々のトレードに関係するイベントだと、主に以下のような変化があります。
- アーリーロンドンの開始:16時→15時
- ロンドンオープン:17時→16時
- 米国経済指標が多い時間:22時30分→21時30分
- NYオープン:23時30分→22時30分
- 米国経済指標が多い時間:24時→23時
- NYオプションカット:24時→23時
- ロンドンフィックス:25時→24時
- ロンドンクローズ:26時→25時
- NYクローズ:7時→6時
あくまで目安ですが、私の場合は相場の歪みが発生しやすいアーリーロンドンやボラが大きくなるロンドンフィックスの時間帯が好きなので、注意しないとですね。
今はアメリカのみがサマータイムとなるので、欧州がサマータイムになるまではあやふやな感じが続きそうですが、うっかり時間を間違えて不用意なエントリーをしてしまうこともあるので、きちんと頭に入れてトレードしてきたいですね。
取引時間や時間帯による値動きやトレードへの活用方法はこちらにまとめていますので、あわせて参考にしてもらえればと思います。
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