ここ数ヶ月で、だんだんと利益があがって投資元本が増えてきたので、海外FXから国内FXへの移行を検討しています。
今月の結果収支:+1,259,376円月利:+49.78% 早いものでもう8月ということで7月の収支報告です。 7月の収支はプラス125万円、月利で49.78%となりました。 (本業の出張でバタバタしているので、細かい勝率[…]
海外FXは500倍を超えるハイレバレッジと追証なしのゼロカットが魅力ではありますが、一方で以下のデメリットもあると思っています。
- 雑所得となって最大55%の税率がかかる
- スプレッドなど取引手数料が割高
- 高額出金ができるか不安
税率の差が大きい
やはり一番大きいのが税金です。
国内FXであれば分離課税の譲渡所得として20%ですが、海外FXは雑所得扱いとなるため総合課税で住民税とあわせると最大55%の税率が課せられます。
55%の税率となるのは所得が4,000万円を超えた時ですが、900万円を超えたあたりからかなり税負担が重くなってきます。
総合課税ですので、給与所得がある人や事業所得、不動産所得などと合算して税率が計算されるので高所得の人であればあるほど不利になってきます。
かなり雑に計算すると年間1,000万円の利益がある人だと、
国内FX:200万円
海外FX:270万円から550万円
と税金にかなり差が出ることがわかります。
海外FXで最低の270万円となるには給与所得などその他の所得がゼロの人ですので、多くの人は300万以上の税金を支払う必要がありますね。
ということで、かなり乱暴に計算しても100万円(利益額の10%)くらいは税金に差が出ることになるので、この差は大きいかなと。
手数料は国内FXが割安
次に手数料も大きいです。
私は今XMのゼロ口座を使っていますが、手数料がかかりますがスプレッドがかなり狭く取引できています。
手数料は1万米ドルあたり5ドルとなっていて、私の場合は月に10万近くかかっていて結構なコスト負担となっています。
一方スプレッドはゼロ口座が狭いとは言っても国内FXのスプレッドは世界的に見ても異常なほど狭くなっています。
ゼロ口座のドル円のスプレッドが0.1銭なのに対して、国内FXでは無料なところもあるのでスプレッド面でも国内FXの方が有利です。
私がメインで取引している豪ドル米ドル(AUDUSD)の場合は0.4pipsとなっていて、国内FXのDMMFXでは0.9pipsとなっているのでXMの方が有利なところもあり何とも言えませんが、少なくとも取引手数料分はパフォーマンスが向上することがわかります。
月に10万円となると、現在の私の利益額の10%程度ですので、税金と合わせて20%も手残りが増えることがわかります。
この辺りは実際に移行してみないとどれくらい得できるかはわかりませんが、国内FXへの移行を考えた一番のきっかけです。
出金の安定感も国内FXが上
海外FXでは出金拒否されることがあり、大きな額を稼いでくると出金拒否が気になります。
国内FXでは基本出金拒否はありませんので、安心して取引できますね。
正直、XMは出金拒否があったと聞いたことないですし、出金スピードも非常に早いので不満はありませんが、国内FXでも大差ありません。
XM以外のものすごいハイレバの海外FXなどを利用している人や、一度でも出金拒否を体験したことがある人であれば出金の安定感は非常に気になるところかと思いますので、国内FXの方に分があります。
今後も検討していきます
ということで、
よく言われていることではありますが、
・税金
・手数料
・出金の安定感
これらが有利な国内FXへの移行を検討しています。
自分の中ではほぼ決定という感じではありますが、あとは
「レバレッジを下げても不便はないのか?」
という心配がありますので、今後時間がある時に
・海外FXから国内FXに変更した時のレバレッジ面での影響(ロスカットラインなど)
・国内FXは個人口座と法人口座どちらが良いか
について考えていきたいと思います。
さらにそこから国内FXでどこに口座開設すべきか、以下の点について検討していきます。
・国内FXで法人口座が開設できるFX業者
・MT4が使える国内FX業者
すべて記事化できるかわかりませんが、頭の整理をしたいので検討した際はこちらで報告させていただきます~
いつか、同じような悩みを持っていたり検討している方の参考になると幸いです。
ではでは