10/26週のAUDUSD環境認識とエントリーポイント

こんにちはハルです。

先週の豪ドル米ドルは下落の後に上昇の動きを見せ、一旦先々週から続いた下落の流れにストップがかかるような展開となりました。

日足レベルではダブルボトムをつけたようにも見えますが、中期ではまだまだ下落トレンドと見ることもできどちらに動くかわからない難しい局面なのかなという感じです。

大統領選もあり無理にトレードする必要はない感じもしますが、環境認識だけはしっかりとしていきましょう。

月足

まずは月足です。

▼豪ドル米ドル月足

月足は最新の足はまだ確定していませんが、現状10月のローソク足は実体がほとんどなく上ヒゲも下ヒゲも同じくらいの長さでついたローソク足となっています。

このまま引けた場合は相場が迷っている状態といえるので、上にも下にもいきそうな局面といえます。

最終週の流れ次第で陽線がつくのか陰線がつくのかが決まるので、明日以降の値動きは要チェックといえそうです。

全体的なトレンドを見ると・・・

移動平均線は下向きから横向きに変わってきていて、価格はSMA20（赤ライン）とSMA50（青ライン）の間くらいにあり、一目均衡表の雲は薄い下降雲が出ています。

形としては下落トレンドの終わりかけという感じで、SMA50の反発下落がどこまでいくかという局面です。

早めに反発してSMA50をもう一度試しに行くとブレイクの公算が高くなるかなとぼんやりと見ています。

週足

続いて週足です。

▼豪ドル米ドル週足

先週は週初に下落した後、上昇に転じた展開でしたので、ローソク足は下ヒゲをともなった陽線をつけています。

下落局面で現れると反発上昇の兆しとなるローソク足ですので、明日以降に上昇が続くのかが注目されます。

全体的なトレンドを見ると、移動平均線は横向きから上向きで価格はSMA20近辺にあり、もくもくと上昇雲が出ています。

直近はSMA200に抑えられましたが、全体的には上昇トレンド形成中と考えて良いでしょう。

週足のSMA20がしっかり効いて反発しているので、来週以降もSMA20を下回ったら買いに動きたいところです。

中長期的な視点では、SMA200をしっかりブレイクしにいって、ブレイクしたらブレイクワンタッチで下げてきたところでロングで入りたい感じですね。

デイトレレベルなら週足のSMA20を下回ったら買い、SMA200までいったら売りが目安になるのかなと考えています。

日足

続いて日足です。

▼豪ドル米ドル日足

日足は週前半に下落して下値を固めた後に上昇に転じそのまま上昇して引けました。

ローソク足としては水曜日に長めの大陽線をつけています。

前回下落時の安値近辺、かつSMA100で反発したような形で、ダブルボトムを形成しかけている局面です。

ダブルボトムと考えると、ネックラインは0.723から0.724水準となるので、そこをブレイクしたらブレイクワンタッチのタイミングなどを狙って上昇の流れについていきたいところです。

とはいえ、ダウ理論上の上昇トレンドは終わっていて、SMA100で反発して上昇トレンドの終わりかけにも見えます。

0.72水準くらいにあるSMA50から下落していくシナリオも十分に考えられますので、週明けの値動きや方向感を注視していく必要があります。

4時間足

最後に4時間足です。

▼豪ドル米ドル4時間足

4時間足は日足と同じような状況ですが、9月頭から始まった下落の高値を結んで下落の並行チャネル（赤平行線）を引いています。

きれいに引けるので下落の流れは継続中という感じで、現在値のすぐ上にチャネル上限とSMA200があります。

デイトレするならここまで上がってきたところでショートを仕込みたいところで、価格でいうと0.717から0.718水準でしょうか。

ここをブレイクして、キリ番の0.72や、前回高値で日足のダブルボトムのネックライン水準の0.723をブレイクしてきたら、ロングに目線転換をしてブレイクワンタッチを狙っていきたいところです。

どちらかに強い方向感がなくやりづらい相場ではありますが、週明けの動きを見て値動きについていく感じでトレードしていこうと思っています。

そのような感じでとりとめないのですが、10月最終週もがんばっていきましょう！