こんにちはハルです。
先週はドル高とともに豪ドル安も進んだため、豪ドル米ドル（AUDUSD）は大きく下落しました。
個人的には週初に薄くショートで入って70pipsくらい取れたのですが、そこからさらに100pips以上伸びるという悔しい展開。。
かなり下落の勢いが強かったですね。
イベントが近づき今後も気になるところなので、しっかり環境認識とエントリーポイントを見ていきましょう。
月足
まずは月足です。
▼豪ドル米ドル月足
最新の足は未確定ですが、8月は引き続き下落の流れの中で現時点では実体長めの陰線となっています。
未確定の足をもとにトレードはしないので、月末のジャクソンホールを経てどんな足で引けるか確認して今後の立ち振るまいを決めたいなと思っています。
全体のトレンドを見ると・・
- SMA（移動平均線）は下向きから横向き
- 価格はSMA20のすぐ下
- 薄い上昇雲
移動平均線は下向きから横向きで価格はSMA20（赤ライン）の少し下にあり、一目均衡表の雲は上昇雲が出始めています。
下落トレンドの終わりかけという感じでしたが、SMA100（グレーライン）で反落して下げている最中という感じです。
サポートとなりそうだったSMA50（青ライン）やレジサポがあった0.72水準をブレイクし、さらに下げていてこの下落がどこで止まるかが注目です。
8月が終わって0.72を回復してくるようなら、反転の兆しといえますし、逆にさらに下げて前回の押し目でレジサポと大キリ番が重なる0.7水準を割るようならさらに下が見えてきます。
今月いくらで引けてどんなローソク足がつくのか注目ですね。
週足
続いて週足です。
▼豪ドル米ドル週足
先週は週を通して大きく下落したため、かなり長い陰線がついています。
週末に少し戻しの動きがありましたが、戻し幅自体は小さく短い下ヒゲとなっていて、ほぼ大陰線と言って良い形のローソク足です。
教科書的には下落の勢いが強く続くと言われているので、来週もまずは下を攻める形が予想されます。
全体のトレンドを見ると、SMAは横向きから下向きに変わろうとしていて、価格はSMA200（白ライン）を下抜けてSMA100（グレーライン）あたりにあり、雲は下落雲が出始めました。
上昇トレンドの終わりかけという感じで、SMA100とレジサポ上にあり重要な局面です。
SMA100がブレイクされると正式に上昇トレンド終了となり、週足レベルでトレンド転換が起きると、スイング目線でもしばらくロングで入るのは避けた方が良さそうです。
日足
続いて日足です。
▼豪ドル米ドル日足
日足は下落の安値同士を結んで並行チャネルを引いていますが、現状はチャネルのセンターラインより下にあり下限も近くなっています。
先週はチャネル上限できれいに反応して下落の流れとなり、結構チャネルが効いているように見えるのでセンターラインくらいまで戻してきたところで売りを仕込みたいところ。
現時点では0.717から0.72くらいの水準でしょうか。
来週はジャクソンホールがあるので、そこでの反応を見ながら上がってくるようならショートの仕込みどころを探りたいですね。
入るならショートですが、価格水準的（チャネル下限に近づいている）にも局面的（ジャクソンホール直前）にも様子見で良いのかなと考えます。
4時間足
最後に4時間足です。
▼豪ドル米ドル4時間足
4時間足も日足と同じような状況ですが、週末に少し反発している様子がわかります。
上述した通り、価格的にもチャネル下限の近くでジャクソンホール前ということもあり様子見予定ですが、あえてエントリーポイントを上げるならイベント通過後にSMA50（青ライン）とセンターラインが重なるくらいまで引きつけられればショートしたいところ。
もう一段落ちて0.7水準まで落ちるようなら、大キリ番なのでロングしたくなりますが、全時間軸で下向きとなりそうなのでエントリーは控えたいですね。
むしろすべての時間足で下向きになるようなら、0.7をブレイクした後にブレイクワンタッチ的な場面をショートで狙うこともできそうなので、そんな局面が来ればエントリーしたいですね。
いずれにせよジャクソンホールをどう通過するかが重要になりますので、今週は様子見してジャクソンホール後の流れにうまく乗りたいと思います。
ではでは
