7/12週のAUDUSD環境認識とエントリーポイント

こんにちはハルです。

先週の豪ドル米ドル(AUDUSD)はドル高が進んだことの調整で週前半はドル安となりましたが、その後はドル高基調に戻り金曜に再度ドル安に反発と行ったり来たりの週となりました。

ハル
基本はドル高なんでしょうが米長期金利の低下が気になる。。

個人的には狙っていた0.76まではわずかに戻らずノートレードとなり、ドル円の下落にやられた週となりました。

足元は米長期金利が再び下落しており方向感が掴みづらそうですが、今週はどう立ち回るか環境認識とエントリーポイントを整理しておきましょう。

月足

まずは月足です。

▼豪ドル米ドル月足
豪ドル米ドル月足

最新の月足は未確定ですが、現時点の7月のローソク足は実体がほとんどなく(7月の始値とほとんど変わっていない)上下に同じくらいヒゲがついたコマのような形になっています。

確定したローソク足でないと分析には使えませんが、先月が大陰線だったことを考えると、今月も引き続き陰線がつくのかなとぼんやり見ています。

全体のトレンドを見ると・・

ポイント
  • SMA(移動平均線)は短期から上向きつつある
  • 価格はSMA100のすぐ下
  • 薄い上昇雲

SMAは短期から上向きつつあり、価格はSMA100(グレーライン)とSMA50(青ライン)の間にあり、一目均衡表の雲は薄い上昇雲が出始めています。

下降トレンドの終わりかけという感じで、今はSMA100が最後の抵抗となり調整しているところです。

SMA100をブレイクすると自分の中ではトレンド終了となりますので、SMA100をブレイク後にブレイクワンタッチで戻したところ辺りが最も買いたいポイントです。

とはいえ、月足をもとにトレードすることはありませんので、大きな環境認識をした後に下位足からエントリーポイントを探っていきます。

週足

続いて週足です。

▼豪ドル米ドル週足
豪ドル米ドル週足

先週は上昇後に大きく下落して、金曜に再度強めに上昇したため行って来いで週初めからは少し下げたところで引けました。

そのため、ローソク足は実体短めの陰線で上ヒゲと下ヒゲが同じくらいの長さでついています。

コマのような形で、教科書的には相場が迷っている状態といえます。

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ドル高が続いている中ですが、足元は米長期金利が急激に下げている状況でもあり、どちらなのか確かに迷います。

全体のトレンドとしてはSMAは短期から下向きつつあり、価格はSMA50の少し下で上昇雲が出ています。

上昇トレンドが弱まってきている状況という感じです。

直近は三尊が完成して下落をしているところで、教科書通りだと0.73から0.72くらいまでは下落しそう。

その位置にちょうど週足のSMA200もあり、この辺りまでは下落してきそうで、逆にSMA200はレジサポも重なり上昇反転の見込みがかなり高いポイントと言えます。

0.72から0.73くらいまで落ちて下落の勢いが弱まってくるようなら、ロングを仕込んでいきたいですね。

ただ、まだ下落優勢かなと思っていますので、週足のSMA200に達するまでは短期的な戻り売り戦略継続という感じでしょうか。

日足

続いて日足です。

▼豪ドル米ドル日足
豪ドル米ドル日足

先週は週明けに少し上昇した後、大きく下落して金曜に強めに戻したので、ローソク足は陽線の後に長めの陰線が3本続いた後に長い陽線となりました。

金曜の陽線はほぼ大陽線となっていて、週明けも上昇が続きそうな雰囲気です。
(と言いつつ、週が明けてガラリと雰囲気が変わる可能性もありますが)

日足ではコロナ後の上昇の上値を結んで上昇チャネル(グリーン平行線)を引いていましたが、下にブレイクしたため、下落の下値と上値を結んで下降チャネル(レッド平行線)を引いています。

現在は下降チャネルの下限付近にあり、基本は下目線ですが少し戻しを待ちたい状況。

売れそうなポイントとしてはSMA20(赤ライン)、SMA200(白ライン)、チャネルのセンターラインなどがありますが、2度の下落の起点となったSMA200が最も確度が高そうで狙いたいです。

チャネルセンターラインと重なるところでちょうど戻してくれるとさらに売りやすくなるので、今週は戻しを待って引きつけたいですね。

価格水準としてはSMA200とセンターラインが重なるポイントは0.76くらいでしょうか。

SMA20は0.755水準くらいなので、ここも薄く入っても良いかもしれませんね。

狙いポイント
  • SMA200とチャネルセンターラインが重なる0.76水準(ショート)
  • SMA20とぶつかる0.755水準(ショート)

日足レベルでは下降トレンド継続中なので、まだまだ下目線で戻しを待ちたいところです。

4時間足

最後に4時間足です。

▼豪ドル米ドル4時間足
豪ドル米ドル4時間足

4時間足も日足と同じような状況ですが、金曜日の戻しですでにSMA50(青ライン)まで戻しています。

下降トレンド継続と考えると基本は売りたいところですが、上述した通り、今は下降チャネルの下限付近ですので少し戻しを待ちたい局面。

強めの戻しも警戒しつつ気長に待つのが良いのかなと。

日足同様、チャネルのセンターライン付近まで引きつけて、しっかりと戻しの勢いが弱まったところを売っていきたいと思います。

すぐに売れる形ではなさそうですが、チャンスが来た時にしっかり冷静な判断ができるよう引き続き環境認識はしっかりしていきたいと思います。

とりあえずドル高目線と相反する、アメリカの長期金利の下げが一服してほしいですね。

ではでは

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