こんにちはハルです。
先週の豪ドル米ドルはあまり動きがなく方向感もない展開で、個人的にもほとんど取引できませんでした。
引き続き取引しづらい環境が続きそうですが、動き出した時にしっかり波に乗れるよう環境認識はしっかりしていきたいですね。
来週のトレードのため、環境認識とエントリーポイントを見ていきましょう。
月足
まずは月足です。
▼豪ドル米ドル月足
最新の月足は確定していませんが、現時点で確定するとヒゲも実体も短いローソク足となります。
4月はまだまだ方向感がなく、値動きも少ない日が続いているので無風という感じでしょうか。
全体のトレンドを見ると・・・
- SMA（移動平均線）は短期から上向きつつある
- 価格はSMA100の少し下
- 薄い上昇雲が出始める
SMAは短期ほど下にある下降トレンドの形ですが、短期から上向きつつあり、価格はSMA100（グレーライン）の少し下にあり、一目均衡表の雲は薄い上昇雲が出始めています。
下降トレンドの終わりかけで、直近はSMA100で反発していて下落の最後の抵抗という感じでしょうか。
そのため、長期的には一応下ですが、コロナ後の上昇の勢いは強く下落トレンドが終わる可能性もかなり高めかなと思いますので、どちらもありそうな展開です。
長期足をもとにトレードすることはありませんが、月の終値ベースでSMA100をブレイクすると正式に下落トレンドは終わりますので、ブレイク後のブレイクワンタッチ的場面が来たら積極的にロングで入りたいポイントとなります。
週足
続いて週足です。
▼豪ドル米ドル週足
先週は0.765まで小さく上昇した後に下落し、その後も小さい値幅の中で上昇と下落を繰り返して終わりました。
そのため、ローソク足も上ヒゲを伴いつつ、短い実体の陽線となりました。
全体のトレンドを見ると、SMAは上向き、価格はSMA20（赤ライン）の少し下にあり、もくもくと上昇雲が出ているので上昇トレンドです。
反発実績のあるSMA20まで来ているので、ロングで入りたいポイントにも見えます。
一方で三尊が完成しているようにも見え、そうなるとここからもう一段下落する可能性もあり注意が必要な場面です。
週足のSMA200も意識されていますが、現在は0.72水準でかなり下にあるので、三尊をもとに一気に下落するようならロングで入りたいポイントです。
三尊が完成して下落しそうな局面ではありますが、全体のトレンドが上昇トレンドであることを考えると、三尊で下落しきったところをロングで入るのが良いのかなと。
日足
続いて日足です。
▼豪ドル米ドル日足
先週は上昇と下落が交互に来るような相場で、結果的には始値付近で引けましたので、日足のローソク足は陽線と陰線が交互に出現しています。
下落の戻り高値を結んだ下降平行線（赤平行線）を引いていますが、下落平行線の上限でしっかり反応していて意識されているようです。
ただ、下落の勢いは弱く一度下落後にすぐ上限付近に戻ってきたりと、この後はグズグズと下落チャネルをブレイクしそうな雰囲気です。
現時点でも下落チャネルの上限近くにあるので、時間の経過でチャネル上限にぶつかるようならショートで入るのは損切り幅も狭く良さそうですね。
下落チャネルを勢いよくブレイクするようなら目線を切り替え、ブレイクワンタッチ的に下落してきたところをロングで狙いたいところです。
ロングをもう少し引きつけるなら、戻り高値をブレイクしたところかなと思うので、0.78を超えてブレイクワンタッチしたところをロングする感じになるのかなと。
4時間足
最後に4時間足です。
▼豪ドル米ドル4時間足
4時間足も日足と同じような状況ですが、下落チャネルの上限付近にありますが、下落の勢いは弱く平行チャネルの賞味期限切れが近いかもしれません。
月足は下目線、週足は上目線、日足・4時間足は下目線とちぐはぐになっていて難しい局面です。
方向感もない状況なので、もう少し方向感が出たところを波に乗るのが良いのかなと考えています。
年度も始まったばかりなので、基本的には様子見スタンスでどんな動きをするかのんびり見ていきたいと思います。
ではでは
