3/8週のAUDUSD環境認識とエントリーポイント

こんにちはハルです。

先週は雇用統計があったり経済指標などが多く、忙しい1週間で、先月末から続く米長期金利主導の相場に振り回される展開でしたね。

個人的には取引チャンスがあまりなかった印象でしたが、来週以降はどう立ち回るのか、環境認識とエントリーポイントを整理していきたいと思います。

月足

まずは月足です。

▼豪ドル米ドル月足

最新の月足は未確定ですが、まずは上昇後に下落したことで長めの上ヒゲをつけています。

ヒゲを埋めに行くのか、このまま下落転換になるのか今はまだわかりませんが、SMA100や0.8のキリ番など節目が多くあることから下落転換の可能性は高いかなと。

全体のトレンドを見ると・・

SMAは短期から上向きつつあり、価格はSMA100のすぐ下にあり薄い上昇雲が出ていて、下落トレンドの終わりかけという感じです。

自分の定義ではSMA100をブレイクすることでトレンドが正式に終了となりますので、現在は下落トレンドが終了するかどうかの瀬戸際。

直近の値動きを見ると一度は反発しそうですが、上昇の勢いも強いのでこのまま下落トレンドは一旦終了しそうかなと考えています。

ただ、予測で動く必要はないので、SMA100をブレイクした後にブレイクワンタッチ的な動きで落ちてきたところを狙いたいかなというところ。

週足

続いて週足です。

▼豪ドル米ドル週足

先週は、先々週の大きな下落から反発して上昇の流れとなりましたが、水曜日から再び下落の流れとなりました。

ローソク足は上ヒゲを伴いつつほとんど実体のない陰線で、下落基調が継続していることがわかります。

全体のトレンドを見ると、SMAは上向きで価格はSMAの上にあり、もくもくと上昇雲が出ているので上昇トレンドです。

直近の下げは、上昇トレンドの中の押し目と考えることができるので、落ちてきたところをしっかり拾いたいところです。

狙いたいポイントとしては、反発実績のあるSMA20（赤ライン）が150pipsくらい下まで来ているので、そこまで落ちてくるかSMAが追いついてくるようならロングで入りたいポイントです。

長期金利主導の下げはどこまで続くか注目ですが、下げてくるようならきっちり押し目買いをしていきたい展開といえます。

とはいえ、まだ下げの勢いは継続しているようなので、下げがきっちり止まって上昇の流れが出てくるのを待ちたいところです。

日足

続いて日足です。

▼豪ドル米ドル日足

先週は週前半は上昇したものの水曜から下落に転じたので、ローソク足は前半2本は陽線、後半3本は陰線となりました。

陰線とはいえ実体が先々週より短くなっているので、下落の勢いが弱まってきているのがわかります。

トレンド的にはSMAが上向きで上昇トレンドですが、高値更新ができなかったことからダウ理論は崩壊し、SMA50（青ライン）も割ってきているので強い上昇トレンドではなく、下落転換の可能性も十分です。

一応上昇トレンドなので売りで入ることはしませんので、まずは今の下落が止まる予兆を待ってそこからロングで入るポイントを探りたいです。

直近では入りどころがなかなかないかなというのが正直な感想です。

4時間足

最後に4時間足です。

▼豪ドル米ドル4時間足

4時間足も日足と同じような状況ですが、雇用統計後の大きな下落から回復してきたことで、反発の兆しを見せているように見えます。

週があけてどちらの方向になるかわかりませんが、形的には下落トレンドなので上昇するようなら戻り売りを狙っていきたいと思います。

エントリーポイントはSMA200（白ライン）やSMA20にふれるようであればショートを仕込みたいところです。

価格水準としては現時点でSMA200が0.774、SMA20が0.776くらいなので、SMA200がある0.774くらいが狙い目かなと。

また、前回高値の0.783を超えてくるようであれば下目線は解除して、上昇トレンド形成を待ってロング狙いに切り替えたいと思います。

かなり強い上昇後の大きな下落だったため、日足や週足など中期は転換中ですが、4時間足やそれ以下の短めの足を頼りに戻り売りを狙いつつ、今後の方向感を見たいと思います。

ではでは