こんにちはハルです。
先週は週前半はドル安でしたが、週末にあった雇用統計が予想より良好で一転ドル高になった週でしたね。
個人的には豪ドル米ドルは様子見してドル円をトレードしていて、雇用統計後の上げにうまく乗れて利益を出すことができました。
豪ドル米ドルはまだ待ちの状況が続きそうですが、来週以降はどうなるか、環境認識とエントリーポイントを見ていきたいと思います。
月足
まずは月足です。
▼豪ドル米ドル月足
最新の月足は未確定で、まだ8月が始まったばかりなので現時点では短い上ヒゲをつけて実体はほとんどありません。
先月は陰線で確定し、実体もそこそこ長いのでまだ下攻めをしそうな形かなとぼんやり考えています。
全体のトレンドを見ると・・・
- SMA（移動平均線）は短期から上向きつつある
- 価格はSMA100のすぐ下
- 薄い上昇雲
SMAは短期から上向きつつあり、価格はSMA50（青ライン）のすぐ上、一目均衡表の雲は上昇雲が出始めています。
形としては下落トレンドで、SMA100（グレーライン）が最後の抵抗をしているところ。
ダウ理論的な下落トレンドは崩壊しているので、ここからコロナショック直後の安値まで落ちるとは考えておらずここから反発してSMA100をブレイクするものと見ています。
そのためどの辺りで反転するかなと見ているのですが、すぐ下にSMA50やSMA20が上がってきているので、ここでサポートされて上昇に転じるのが一番ありそうかなと。
月足をもとにトレードすることはありませんが、下落トレンドの最後の抵抗中も節目が迫ってきているという状況でしょうか。
週足
続いて週足です。
▼豪ドル米ドル週足
先週は週明けから上昇していたものの、週末の雇用統計を受けて一気にドル高に転じ下落したため、ローソク足は実体がほとんどない陽線で長めの上ヒゲをつけました。
教科書的には売り圧力が強いことを表しており、来週以降もまだ下落の流れが続きそうな局面です。
全体のトレンドを見ると、SMAは短期のみ下向きになりつつあり、価格はSMA50とSMA100の間にあり、雲は上昇雲が出ています。
上昇トレンド中の下落局面という感じで、かなり深いですが押し目をつけているように見えます。
少し下の0.72水準にSMA200（白ライン）があり、そこで反転するかが注目です。
また、週足では数週間前に三尊が完成した後に下落していますが、ネックラインからの下落幅的の目安であるネックラインとトップの差300pipsが0.72水準となっているので、反転のポイントとしてはちょうど良いのかなと。
先週はそこまで落ちずに上がっていってしまうかと思われましたが、雇用統計によってドル高が起きたので0.72まで落ちるかもと期待しています。
日足
続いて日足です。
▼豪ドル米ドル日足
日足は、コロナ後から続いた上昇トレンドを下にブレイクしてからの高値同士と安値同士を結んで下落チャネル（レッド平行線）を引いています。
チャネルの中では現状はセンターラインより上にあり売れる位置。
下降トレンド中なのでエントリーするならショートで、週明けに上に攻めてくるようなら売りたいですね。
価格水準でいうと0.738くらいでしょうか。
逆に下降チャネルを上に抜いてくるようなら、ブレイクワンタッチ的に戻してきたところをロングしたいと思います。
- チャネル上限とSMA20が重なる0.738（ショート）
ただ、先週ドル高の流れになったことで、まだロングのタイミングは来ないかなとロングするにも慎重にいきたいですね。
ひとまずロングは下落チャネルが明確にブレイクされたタイミングで考えたいと思います。
4時間足
最後に4時間足です。
▼豪ドル米ドル4時間足
4時間足も日足と同じような状況ですが、よりチャネル上限付近で売り圧がかかったことがわかります。
高値も切り下げているので、しばらく続いた戻しの上昇の流れはこれで終わりそうですね。
ただ、安値の切り上げ自体も続いているように見えるので、安値切り上げのトレンドライン（黄ライン）とチャネル上限が作る三角を抜けた方についていくのが良さそう。
日足と同じくチャネル上限近くまで上げてくるのを待ちつつも、8月なのであまり無理はせず、下落の流れがどこまで続くかを見極めたいですね。
チャンスがあれば短期でショートしていきたいと思います。
- 月足：下降トレンド（終わりかけ）
- 週足：上昇トレンド（終わりかけ）
- 日足：下降トレンド
- 4時間足：下降トレンド
時間足によって上か下かがバラバラなので、なかなか難しいですが、週足まで流れが揃ったら勝負できそうなので日足や4時間足レベルで上昇トレンドになるか、週足のトレンドが正式に終わるのを待ってがっちり勝負したいです。
ではでは
