ハイレバが魅力の海外FXで最も有名なのはXMのようで、日本人で口座開設している人が多くいるようです。
私のまわりのFXトレーダーでも海外FXをやっている人はみんなXMを使っています。
まわりの人の評価も高くて、安心感があるので、私も海外FXをやる際はXMでトレードしようと思っています。
トレード開始自体は国内FXからという感じなので、まずは口座だけと思っているのですが、ちょっと調べるとXMには3つの口座タイプがあるようです。
・スタンダード口座
・マイクロ口座
・ZERO口座
XMの口座タイプによるサービス内容の違い
XMの口座タイプによってサービス内容がどのように違うか調べたところ、以下のようになっているようです。
スタンダード・マイクロ口座については、1ロットの単位や最小・最大取引数量が異なるだけで後は同じ、ZERO口座のみ低スプレッドの分だけ入金ボーナスがなく、取引手数料も徴収されるなど、スキャルピング向けの特殊な口座となっているようです。
▼取引ロット
マイクロ口座:1,000通貨
スタンダード口座:10万通貨
ZERO口座:10万通貨
スタンダード、ZEROは1ロットが10万通貨となっていて、マイクロ口座のみ1,000通貨が1ロットとなっています。
▼最大取引量
マイクロ口座:10万通貨
スタンダード口座:500万通貨
ZERO口座:500万通貨
最大取引量についてもスタンダード、ZERO口座が500万通貨となっていて、マイクロ口座のみ10万通貨となっています。
▼最小取引量
マイクロ口座:10通貨
スタンダード口座:1,000通貨
ZERO口座:10,000通貨
最小取引単位についてはマイクロ口座が10通貨、スタンダード口座が1,000通貨、ZERO口座が10,000通貨となっています。
ロット数で見ると、マイクロ口座が0.01ロット、スタンダード口座が0.001ロット、ZERO口座が0.01ロットです。
▼最低入金額
マイクロ口座:500円
スタンダード口座:500円
ZERO口座:10,000円
最低入金額はマイクロ、スタンダードが500円、ZERO口座が10,000円となっています。
▼取引手数料
マイクロ口座:無料
スタンダード口座:無料
ZERO口座:1pips
取引手数料はマイクロ口座、スタンダード口座が無料ですが、ZERO口座では取引ごとに1pipsがかかるようになっています。
ZERO口座はECN形式という、スプレッドが狭い分、取引手数料を徴収する注文方式を取っているため、手数料がかかります。
後述するようにスプレッドが狭いので、取引コスト全体を考慮して口座を検討する必要があります。
▼スプレッド
マイクロ口座:ドル円平均2.0pips
スタンダード口座:ドル円平均2.0pips
ZERO口座:ドル円平均0.1pips
スプレッドについては、マイクロ、スタンダードがドル円平均で2.0pipsとなっていますが、ZERO口座では平均0.1pipsと有利です。
取引手数料をあわせてもZERO口座の方が有利になりますので、取引コスト重視ならZERO口座ですね。
▼最大レバレッジ
マイクロ口座:888倍
スタンダード口座:888倍
ZERO口座:500倍
レバレッジについてはマイクロ、スタンダードが最大888倍、ZERO口座が500倍となっています。
国内FXに慣れている人からすると、500倍でも十分に超ハイレバの世界ですが、マイクロ、スタンダードの方が少ない資金でも効率的にFXをすることができるようになっています。
▼ボーナス
マイクロ口座:全ボーナス対象
スタンダード口座:全ボーナス対象
ZERO口座:100%入金ボーナスの対象外
XMは口座開設や入金でもらえるボーナスが魅力的ですが、マイクロ口座、スタンダード口座はすべてのボーナスが対象となります。
一方、ZERO口座では100%入金ボーナス対象外となるなど、取引コストを重視している分だけボーナスは犠牲になっています。
ただし、ZERO口座でも3,000円の口座開設ボーナスをもらうことはできます。
ECN方式のFX会社で口座開設ボーナスがもらえるのは珍しく、ボーナスに力を入れているXMならではという感じですね。
▼その他
追証なし(ゼロカット)
50%以下でマージンコール
20%以下でロスカット
MT4・MT5を利用可能
その他、マージンコールやロスカットの水準や、ゼロカットに対応して追証がない点、MT4・MT5が使える点などはどの口座タイプを選んでも同じです。
迷ったらスタンダード口座が間違いない
XMの口座タイプを見ると、マイクロ口座とスタンダード口座は基本的なサービス内容は同じで、取引単位や数量のみが異なります。
スタンダード口座では1,000通貨から取引可能でワンショット上限は500万通貨まで対応しているので、初心者から上級者まで満足できるレベルです。
10通貨などごく少量の取引からはじめたいという人以外はスタンダード口座を選んでおけば間違いありません。
ZERO口座はスプレッドが狭いですが、その分100%入金ボーナスがないなど、スキャルピングに特化している印象がある口座なので、一般の海外FXをしたいトレーダーはスタンダード口座を選んでおけば間違いないでしょう。
マイクロ口座は海外FX初心者向け
マイクロ口座は上述した通り、スタンダード口座と取引単位や取引数量が異なり、10通貨から取引ができます。
10通貨だと利益も少額になりますが、まずは少ない取引量でお試ししてみたい海外FXが初心者向けと言えるでしょう。
スタンダード口座の1,000通貨でも、国内FXでは「ミニFX」と言われるレベルですので、スタンダードでも十分少量の取引に対応しています。
マイクロ口座の1ショットの上限は10万通貨となりますが、取引に慣れてくると10万通貨以上取引したくなることは多いので、10通貨、100通貨などごくごく少量の取引をしたい人以外はスタンダードがおすすめです。
ZERO口座はスキャルピングなど、取引回数が多い人向け
XMの口座ではZERO口座が特殊な位置づけで、入金ボーナスなどの恩恵がない分、スプレッドが狭くなっていて、取引数量が多い人向けです。
何度も取引するスキャルピング目的の人に向いている口座と言えるでしょう。
まずはスタンダード口座を開いてみることに
このような感じでしたので、私としてはまずスタンダード口座を開設して、国内FXと並行して海外FXを試してみたいと思います。
XMは1つアカウントを開くと、8つ口座を開設することができるようなので、後から違うタイプの口座を開設することもできるので、最初の段階ではそれほど悩む必要はなさそうですね。