9/28週のAUDUSD環境認識とエントリーポイント

先週の豪ドル米ドルはドル高が一気に進んで、一方的な下落局面となりました。

ここ最近では見ることのなかった大きな下落で、中期的なトレンド変化が起きたような感じですね。

今週以降はどうなるか、環境認識と狙いたいエントリーポイントを見ていきましょう。

月足

まずは月足です。

▼豪ドル米ドル月足
豪ドル米ドル月足

最新(一番右)の月足は未確定ですが、かなり大きな陰線がついていてこのまま安値引けすれば大陰線となります。

あと3営業日ですのでかなりの戻しがなければ大陰線確定で、そうなると強い下落を表し翌月も下方向になる可能性が高い形といえます。

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陰線となるのはほぼ確定という感じで、さらに安値を更新していって安値引けとなるのか、反転していくらかヒゲをつけるのかという点に注目しています。

全体のトレンドを見ると・・

ポイント
  • SMA(移動平均線)は下向きから横向き
  • 価格はSMA50とSMA20の間
  • 薄い下降雲

SMAは下向きから横向きに変わっているところで、価格はSMA50(青ライン)とSMA20(赤ライン)の間にあり、薄い下降雲が出ています。

下降トレンドから強めの戻しが入って下降トレンドの終わりかけという感じです。

ただ、今月の大きな下落はSMA50から始まっていて、ここから再度下落に転じる可能性もあります。

現状の価格はコロナショックの下落がはじまったあたりのポイントまで下げてきていて、2,3ヶ月前の上昇局面でも意識されていたポイントです。

長い目で見ると、意識されていたラインをブレイクした後に戻ってくるブレイクワンタッチ的な動きにも見えますがまだまだ下落の勢いが強いのでもう一段下げる可能性も十分にありそうです。

月足レベルで見ると、下落トレンド継続で一気に下げる可能性も、下落トレンド終了でレンジや上昇トレンド転換もありそうな形でなんとも言えません。

個人的にはドル安継続だと思っているので、買いを仕込む絶好のチャンスかなと思っているので、下落の勢いが弱まり中期や短期のチャートが良い感じになったところで仕込んでいきたいと思っています。

週足

続いて週足です。

▼豪ドル米ドル週足
豪ドル米ドル週足

先週はずっと下落局面だったため、週足は大きな陰線をつけています。

直近ではコロナショックに次ぐ長い陰線となり、強い下落圧力が見て取れます。

トレンドを見ると・・

SMAは上向きになってきていて、価格はSMA200から下落してSMA20の少し上くらいのところ。雲は上昇雲がもくもくと出ています。

もうじききれいな上昇トレンド完成という場面で、先週の下落がSMA20で止まるかが注目です。

SMA20はキリ番の0.7とも重なるためそれなりに強そうで、ここを抜けるようだと下には0.689-0.69にSMA100(グレーライン)、0.678にSMA50(青ライン)がありますが抜けていくかもしれないですね。

今週は週足のSMA20と0.7のキリ番を割っていくのかがひとまずの注目ポイントといえそうです。

直近はかなり上昇が強く長く続いていたので、調整の局面と見ることができそうですが、とにかく先週の勢いが強かったので下落がどの辺りで収まるかまずは様子を見たいところです。

日足

続いて日足です。

▼豪ドル米ドル日足
豪ドル米ドル日足

先週は週の頭から下落を開始して、1週間ずっと下落を続けていたのですべて陰線となりました。

週の前半は大陰線が続き、週の後半は短めの陰線ということで下落の勢いは弱まっているように見えますが、来週以降どのようなローソク足がつくか要注目です。

トレンド的には、SMAが上向きから下向きに変わってきていて、価格はSMA100近辺、雲は上昇雲がギリギリ出ているという感じで上昇トレンドの終わりかけのように見えます。

SMA100を割ってくると本格的に日足での上昇トレンドは終了となりますので、現時点の価格から上に行くか下に行くかは注目のポイントです。

4時間足

最後に4時間足です。

▼豪ドル米ドル4時間足
豪ドル米ドル4時間足

4時間足は日足と同じような状況でしたが、4時間足レベルで最近頼りにしていたトレンドラインを一気に割り込んでいって、ブレイク後に下落が加速していることがわかります。

明らかにブレイクした後に、一度戻る局面があったので、ブレイクワンタッチ狙いで売りに入りたかったですが、上目線が消しきれずに入れなかったことが反省点です。

また、以前引いた0.708の水平線も効いているようで、ここを上に抜けてくると下落は終わりで上目線に戻ろうかと思っています。

ちなみにまだまだ仮ですが、下落からの戻しの目安として、ここまでの下落に対してフィボナッチを引くと以下のようになります。

▼豪ドル米ドル4時間足
豪ドル米ドル4時間足

フィボナッチを見ると、23.6%戻しが上述した0.708のレジサポと重なるのでまずは大きな抵抗となりそう。

半値戻しなら0.717から0.718まで戻すことになるので、この辺りが戻りのポイントとして戻り売りをしかけたいところです。

とはいえ、今回の下落はリバランスのドル買いやリスクオフが重なったもので、コロナを除くと一時的な要因ですしコロナについてもまた一気に波が引いてリスクオンというシナリオも十分に考えられます。

中長期的にはドル安というスタンスは崩していないので、中長期的な押し目買いのチャンスと思って、売りはあくまで早めに決済していくスタンスで立ち回りたいと思います。

大きく動くと不安な気持ちにもなってしまいますが、ボラティリティがある時ほど稼ぎやすいので、うまく立ち回って利益を積み重ねていきたいですね。

色々と書いていたらもうオープンの時間になりそうですが、今週もがんばっていきましょう!

ではでは

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