こんにちはハルです。
先週は米CPIがあり、ほぼ予想通りだったもののインフレの伸びが鈍化している結果にドル安で反応。
全体的にはドル安の展開となりました。
個人的には様子見が続いていて、相場的にもジャクソンホールまでは本質的な値動きはなさそうですが、来週以降はどうなりそうか環境認識とエントリーポイントはしっかり見ていきたいと思います。
月足
まずは月足です。
▼豪ドル米ドル月足
最新の月足は未確定ですが、現時点ではヒゲも実体も短い陽線となっています。
狭いレンジ内をうろうろしている状況ですので、ローソク足も短く方向感がありません。
先月までの下落の勢いは止まったのかなという感じで、今月の確定するローソク足次第でロングの仕込みどころを探りたいところ。
全体のトレンドを見ると・・
- SMAは横ばいに近くなってきている
- 価格はSMA50のすぐ上
- 薄い上昇雲
SMAは横ばいに近くなってきていて、価格はSMA50（青ライン）のすぐ上にあり、一目均衡表の雲は薄い上昇雲が出ています。
形的には下落トレンドですが、トレンドの終わりかけという感じで、今はSMA100（グレーライン）が最後の抵抗をしているところ。
現状、レジサポやSMA50、上がってくるSMA20（赤ライン）が近づいてきていて、いつ反発上昇してもおかなしくない状況に見えます。
月足をもとにトレードすることはありませんが、近々は方向感を失いつつあり、直近は上にも下にも行きそうかなという状況です。
SMA100をブレイクしたら本格的に月足の下落トレンドが終わることになり、ロングしやすくなるので下位足を見て厚く勝負したいところですね。
週足
続いて週足です。
▼豪ドル米ドル週足
先週は狭いレンジをいったりきたりで、結局始値より少し上げて引けました。
ローソク足は長めの下ヒゲと短い実体の陽線となり、カラカサとコマの間のようなローソク足となりました。
FXをする上で、ローソク足から読み取ることができる情報は非常に多いです。 ローソク足は価格の動きを視覚的に表したもので、対象期間の値動きを視覚的に捉えることができ、非常にわかりやすいです。 多くの人が注目しているからか、定説通り[…]
教科書的にはカラカサが反転、コマが相場が迷っている状態を表すので、上昇しそうだけどまだ迷いがある状況と言えそうです。
（今はバケーション中で閑散としているのであまり参考にならないかもですが。）
7月までの下落相場の勢いはかなり弱まってきているように見えます。
全体のトレンドとしては、SMAは短期から下向きつつあり、価格はSMA50とSMA200の間にあり、上昇雲が出ています。
上昇トレンドではありますが、かなり勢いが弱まってきている状況です。
SMA200はレジサポや月足のSMA50とも重なり、以前にできた三尊の下落めどとも一致するためロングを狙いたいポイントです。
すでにレジサポ上にはいるように見え、このまま反転していってもおかしくない状況ではあるので、日足や4時間足で良いポイントがあれば乗っていきたいところ。
日足
続いて日足です。
▼豪ドル米ドル日足
先週は狭いレンジでいったりきたりという感じで、ローソク足も陽線と陰線が入り乱れています。
日足は上昇トレンドが崩れた後の下落の流れに対して、安値を結んで下降チャネル（レッド平行線）を引いていて、現状はチャネルの上限付近にいます。
損切りを近くに置けるのでいつ売っても良い場面で、週明けに方向感を確認しつつ、短期足で反転サインが出たらすぐに売っても良さそう。
もしチャネルを上にブレイクされたら、ブレイクワンタッチ的に戻してきたところをロングで乗りたいと思います。
- チャネル上限となる0.737水準（ショート）
- チャネル上限ブレイク後の戻し（ロング）
8月でジャクソンホール前ということもあり、ロットは抑えつつチャンスがあればくらいでトレードしたいと思います。
4時間足
最後に4時間足です。
▼豪ドル米ドル4時間足
4時間足も同じような状況ですが、4時間足で見ると下落チャネルをブレイクしているようにも見えます。
ちょっとわかりづらいので、明確にキリ番とSMA200が重なる0.74水準をブレイクしてくるようなら、ブレイクワンタッチ的に戻してくるタイミングでロングで入るのがよいかなと考えています。
- キリ番とSMA200が重なる0.74水準ブレイク後の戻し（ロング）
方向感がわかりづらく、閑散相場でもあるので、ロット抑えめでちょこちょこトレードしつつ、ビッグイベントであるジャクソンホールを待ちたいと思います。
ではでは。
