こんにちはハルです。
先週の豪ドル米ドルは月曜日に大きく上昇したものの、その後はヨコヨコの展開で、株のリスクオフのムードにあわせてじりじりと下げつつも値動きが鈍かったですね。
個人的には、月曜の上昇には若干出遅れてしまったため、先週はあまり収益をあげることができませんでした。。
今週は6月最終週&7月最初の週となるため、月末月初のフローがあったりアメリカの雇用統計があったりと読みづらそうですが、何とかうまく立ち回りたいですね。
ということで、今週も豪ドル米ドルの環境認識とエントリーポイントを見ていきましょう。
月足
まずは月足です。
月足は最新の足は確定していないですが、火曜日に確定なのでかなり確定に近い形。
現在の価格で引けると、SMA20で反発しているように見え、ローソク足的にも長い上ヒゲを伴う形の陽線ということで反発上昇の終わりを告げているかもしれません。
トレンドを見ると・・
- SMA(移動平均線)はすべて下向き
- 価格がSMAより下
- 薄い下降雲
SMAはすべて下向き、価格はSMAより下にあり、薄い下降雲も出ているので下落トレンドです。
コロナ後の大きな下落から急上昇しており、上昇転換かとも思いましたが、月足のチャートではまだまだ下落トレンド継続中です。
なだらかで長い下落の起点となっているのがSMA50(画像青線)での反発なので、来月以降SMA50まで上昇する可能性はありますが、売りを入れても良いのかなという水準です。
週足
続いて週足です。
先週は週初に大きな上昇があってからずるずると下落していったため、長い上ヒゲを伴った陽線となっています。
3週間くらい同じような展開で高値が徐々に切り下がっているため、コロナ後の反転上昇は一旦終了かなという感じです。
現在の価格は週足のSMA100が0.7のキリ番とも重なって、上値が抑えられています。
トレンドを見ると、価格はSMA100近辺まで戻していて、SMAはほぼ横ばい、下降雲から上昇雲が出かかっているため下降トレンドの終わりといったところです。
この後、一旦は下落に転じると思いますが、下落トレンドになるか上昇トレンドの押し目になるかレンジになるかわからないため、短期的なトレンドにうまく乗りたいところです。
日足
続いて日足です。
先週は0.68近辺のレジサポに反応して大きく上昇した後に、リスクオフの流れもあって下落し、現在はレジサポ少し上の0.685水準にあります。
週の後半は値動きも小さくなって、かなり短いローソク足が連続しています。
方向性が出るまではトレードする必要はないかなという状況です。
トレンドとしては価格はSMAの上にあり、SMAは上向き、暑い上昇雲が出ていて、月足や週足とは逆に強い上昇トレンドです。
ただ高値の切り上げが止まっているので、ダウ理論上の上昇トレンドは終わっていて、上昇トレンドの終わりかけという状況と言えそうです。
上昇中の戻り安値(押し目)をつないだ並行チャネルを見ると、現状はチャネルの下限付近まで戻していて、絶好の押し目買いのポイントと言えそうですが、上昇トレンドの終わりかけでもあるので、このまま上昇チャネルを下にブレイクすることも十分考えられます。
上昇チャネルの下限はリスクリワードが良いので、損切り覚悟でロングで入ると思いますがナンピンなど深追いは禁物です。
4時間足
最後に4時間足です。
4時間足も日足と同じような状況で、上昇チャネルの下限に差し掛かっているところです。
先週、仮で引いた下落チャネルは上にブレイクしていって、ブレイクワンタッチした後にヨコヨコの展開となり、時間調整で上昇チャネルの下限にまた達しそうな状況ですね。
0.68台にあるローソク足は下ヒゲを伴っていることが多く、それなりに買い圧力がありますが、リスクオフや月末のリバランスの状況次第では上昇チャネルを下にブレイクすることも十分ありそうです。
チャネル下限付近でロングエントリーを狙いつつ、下にブレイクしたらラインを引き直して下落の流れに乗っていきたいと思います。
今週は月末でもありますので、月末月初のフローにうまく乗って利益を出しつつ、全体としては流れを見極める週となりそうです。
それでは今週もがんばっていきましょう!