こんにちはハルです。
先週の豪ドル米ドルは先々週のFOMCの下落から反発をして上昇する相場となりました。
もっと売り一色になるかと思いましたが、米株が堅調だったこともあり豪ドル米ドルも上昇強めの流れでしたね。
個人的には早めに売りで入ってしまった感がありましたが、週末に下げたことで損益なしという感じでした。
下目線は変わりませんが明日以降はどうなるのか、環境認識とエントリーポイントを見ていきましょう。
月足
まずは月足です。
最新の月足は未確定ですが、現時点では長めの下ヒゲを伴った陰線となっています。
6月はあと3営業日なので陰線にはなりそうですが、月末どんな流れになるか様子を見たいところですね。
全体のトレンドを見ると・・・
- SMA(移動平均線)は短期から上向きつつある
- 価格はSMA100のすぐ下
- 薄い上昇雲
SMAは短期から上向き、価格はSMA100のすぐ下にあり、一目均衡表の雲は上昇雲が出始めています。
下降トレンドの終わりかけという感じで、現在はSMA100で最後の抵抗が来ているかなというところです。
今月の陰線の出方にもよりますが、このまま上昇してSMA100を一気に上へブレイクする可能性はかなり薄まったかなという感じなので、まずはどこまで下落するかを見極めたいところ。
下落めどはプライスアクションを見てという感じですが、SMA50(青ライン)や上がってくるSMA20(赤ライン)にサポートされて上昇転換していくのかなと何となく考えています。
下落トレンド最後の下げがどこまでいくかを見極めているところという感じですね。
週足
続いて週足です。
先週はFOMCの大きな下げからの戻しが入った形で、大きくはないものの上昇続きの1週間でした。
結果、短めの実体の陽線で大陽線には少し短いかなという感じのローソク足となりました。
教科書通りにいけば上昇が続きそうですが、先々週の大きな下げからの戻しで現在レジサポまで戻ってきたことを考えると、ブレイクワンタッチ的に戻ってきた感もあります。
週足では先々週に三尊が完成しており、教科書的には300-400pips下落するのかなというところなので、目線は下なことを考えると絶好の売りところのように見えます。
下落めどはSMA200がメインかなと考えているので、そこまでは売っていきたいですね。
日足
続いて日足です。
先週は大きな下落後の戻しの上昇が入っている形ですべて陽線となっています。
とはいえ、上昇の勢いは週末にかけて衰え、金曜には大きめの下落があり長めの上ヒゲをつけています。
今すぐ売ってもよい形に見えますが、今週は月末のフローや雇用統計があり、それらの結果を待ってから仕掛けても良さそうですね。
下落に転換してからの高値と安値を結んで仮の下降チャネル(レッド平行線)を引いていますが、現時点ではセンターラインよりも下にあるためセンターライン付近まで上げてきたり、降りてきたSMA20(赤ライン)とぶつかる辺りで売りを仕込みたいところ。
- レジサポ転換でブレイクワンタッチとなる0.76水準(ショート)
- チャネルセンターライン・SMA20が重なる0.764水準(ショート)
引き続き下目線でショートを仕込んでいきたいですね。
4時間足
最後に4時間足です。
4時間足も日足と同じような状況ですが、下落の戻しのめどをはかるためにフィボナッチリトレースメントを引いています。
50%戻しで一度上昇の勢いが弱まり下落し始めたところで週末となり引けています。
週明けの流れ次第ですが、再度上昇していくようならフィボの50%や61.8%戻しくらいで売りを仕込みたいところ。
フィボの61.8%戻しはSMA100とも重なりそうなので、よりエントリー根拠が重なるのでよさそうですね。
価格水準でいうと、フィボの50%が0.7615水準で61.8%戻しが0.765水準となります。
- フィボ50%戻しとなる0.7615水準(ショート)
- フィボ61.8%・SMA100が重なる0.765水準(ショート)
先に述べた通り、今週は月末フローとアメリカ雇用統計があるので少し様子見してもよいと思いますが、少量は売りを仕込んでも良さそうです。
米国株が強くなかなか豪ドルが落ちてこないのも気になりますが、ドル買いが一気に進む前にポジションを仕込んでいきたいですね。
ではでは