6/22週のAUDUSD環境認識とエントリーポイント

先週の豪ドル米ドルは上昇する場面もありましたが、上値が重く売りが強い週となりました。

個人的に0.697水準、0.69水準と節目の価格では売り注文を入れていたので、結構利益を出すことができかなという感じです。

明日以降も豪ドルの下落は続いていくのか、それとも上昇トレンドの押し目となるのか注目ですので、豪ドル米ドルのチャートで環境認識していきたいと思います。

月足

まずは月足です。

▼豪ドル米ドル月足
豪ドル米ドル月足

月足は最新の足はまだ確定していませんが、このままいくと上ヒゲを伴った陽線ということで天井・転換を表すローソク足になりそうです。

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残りの日で上昇する可能性もまだまだありますが、どんなローソク足がつくかはイメージしておきます。

全体のトレンドとしては・・

ポイント
  • SMA(移動平均線)はすべて下向き
  • 価格がSMAより下
  • 薄い下降雲

毎度のことですが、SMAはすべて下向き、価格はSMAより下にあり下降雲が出ているということで明確に下落トレンドです。

価格はSMA20水準を超えたところから戻ってきており、調整局面の終わりとなるかという場面ですね。

週足

続いて週足です。

▼豪ドル米ドル週足
豪ドル米ドル週足

週足は長い上ヒゲと短い下ヒゲを伴いつつも、結局は週始値と終値が同じくらいの水準となりました。

ごくごく短い陰線でほとんどコマのような形なので、相場は迷っているといえます。

一応2週連続で陰線が出ていて上ヒゲも長いので、SMA100に反応して下落から上昇転換はギリギリで止まったかなという印象で、来週以降はさらに下落の流れが続くのか注目です。

3ヶ月近く続いた上昇の流れは一旦止まったかに見え、上値は限定的ですので、ここから中長期のロングで追いかけるのはちょっと危険かなと思っています。

中長期でロングするなら下落調整の終わりを待って、節目となる0.66や0.653、0.64あたりまで引きつけてロングしたいところです。

ただ月足が下落トレンドなので、下目線で売りを狙うなら0.7まで上昇してダブルトップをつけるところを狙うか、ダブルトップのネックライン割れを狙う感じになるでしょうか。

いずれにせよもう少し待った方が良さそうですね。

日足

続いて日足です。

▼豪ドル米ドル日足
豪ドル米ドル日足

日足は先週は月曜に大きく上昇した後は4連続の陰線となりました。

上昇する場面もあったため、長めの上ヒゲをつけることも多く、売り目線だった人は勝ちやすい週だったのではないかと。

トレンドとしては、SMA20とSMA50は上向きで、SMA100もやや上向いてきたところ、価格はSMAより上にあり上昇雲も分厚く出ているので上昇トレンドは継続中。

現在はSMA20にさしかかっているため、絶好の押し目買いのポイントに見えます。

ただ、高値更新がストップしているため、ダウ理論上の上昇トレンドは終わりかけであり、ここから戻り安値を割ってしまうと下落転換の可能性もあり注意が必要です。

週明け、また直近の安値水準である0.677のプライスアクションを見たいところです。

0.677水準はこのままいくと上昇チャネルの下限としてぶつかりそうなので、絶好の押し目買いのポイントです。

チャネルブレイクされたらすぐ損切りできるので優秀なエントリーポイントと思っています。

週明けの流れ次第ですが、ここで買いエントリーはしたいなと。

上昇チャネルを下にブレイクしたらブレイクワンタッチ狙いで売りエントリーをして、以降は戻しのたびに売りで回転させていきたいと思います。

4時間足

最後に4時間足です。

▼豪ドル米ドル4時間足
豪ドル米ドル4時間足

4時間足は上昇チャネル内にいますが、チャネルのセンターラインを割って下げ、SMA100(画像グレー線)も割り、安値引けとなりました。

先週下値として意識されていた0.684もブレイクしたように見え、次の節目はチャネル下限とも重なりそうな0.677です。

週明けの動き次第ですが、上述した通り、基本的には上昇チャネル下限でロングのエントリーを探りつつ、下にブレイクされたらブレイクワンタッチで売りエントリーをしたいと思います。

仮の下落チャネルを以下のように見ているので、上昇と下落がぶつかるポイントで上下どちらかにブレイクするとエントリーしやすいかなと。

豪ドル米ドル4時間足

リスクオフムードや月末、四半期末のリバランスもあり、下にいく公算が強そうですが、まずは週明けの流れや節目でのプライスアクションを見つつ立ち回っていきたいと思います。

まとめると・・

・先週末の下落の流れが続くか
・上昇チャネルの下限や節目の0.677水準がぶつかるならロングエントリー
・上昇チャネルが下にブレイクされたらブレイクワンタッチでエントリー

という感じでしょうか。

長期足はすべて下なので、中期や短期も下に向くとかなりトレードしやすくなりそうですね。

とはいえ、デイトレレベルでは来週の流れを見て、強い方向に乗ってトレードしていくことになります。

ファンダメンタルズは

・アメリカのコロナ第2波
・大統領選でトランプが苦戦予想(支持率も低下)
・中国のオーストラリアへのサイバー攻撃

などなど、リスクオフや豪ドルの弱含み要因が多いので、この辺りにも注意しながら立ち回っていきます。

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