ユーロドルは値動きが狭まって、中々エントリーしづらい状況が続いていますね。
ただ、引き続きチャートは見続けていますので、今週(5/18週)のユーロドルの環境認識とエントリーポイントを見ていきたいと思います。
月足
まずは月足です。
月足は移動平均線はすべて下向き、価格が移動平均線の下にあり、雲も薄い下降雲が出ていて下目線です。
最新の足はまだ確定していませんが、現状は先月の下ヒゲを埋めるような動きをしています。
1.078-1.077近辺は硬いレジサポになっているので、ここで再度買いが入りそうですが、抜けると1.07やコロナショックの最安値1.064あたりも見えてきます。
下方向の中で下を試している状況といえます。
週足
続いて週足です。
一番右のローソク足は今週のはじまったばかりのローソク足で、先週の週足は右から2番めのローソクです。
先週は値動きが小さく、同じくらいの短い上ヒゲと下ヒゲを伴う短い陰線でした。
値動きが小さく、相場は迷っていたり様子見したりしている状況といえそうですね。
陰線になっているので若干ながら下落をしていて、すぐ下に硬い1.078のレジサポがあります。
全体的なトレンドとしては、月足同様に移動平均線はすべて下向き、価格が移動平均線の下にあり、雲も薄い下降雲が出ていて下目線です。
下目線ではあるもののすぐ下には硬いレジサポがある状況なので、反発も考えられ、様子見したい状況といえます。
多くの投資家もそう考えているのか、値動きの小さい展開となっています。
日足
続いて日足です。
日足も移動平均線はすべて下向き、価格が移動平均線の下にあり下目線です。
月足や週足と比べると下降雲が厚く出ていて、より濃く下目線を感じさせます。
ただ、上述した通り、現状は硬いレジサポ上にいるためショートエントリーはしづらい状況といえます。
かといって下目線なのでロングも入れず、なかなか難しい状況ですね。
無理にエントリーするつもりもないので、しばらくは様子見となりそうです。
4時間足
最後に4時間足です。
4時間足レベルでトレンドラインを引くと、上昇と下降が交差した三角持ち合いを形成しています。
そのため値動きも小さくなっているのですが、近くどちらかにブレイクする局面が来そうです。
下方向に抜ける公算が高そうですが、いずれにしても一旦抜けるのを待ってから、ブレイクワンタッチで戻りを狙いたいと思います。
無理に取引する場面ではなく、大きな動きや節目を抜ける動きを待ちたいですね。