5/3週のAUDUSD環境認識とエントリーポイント

こんにちはハルです。

先週の豪ドル米ドルは上昇する流れの中、週末にリバランスの流れからドル高となり下落して、結局行って来いの展開。

何週間か同じような状況が続いていますが、方向感がなく方向が見えたかと思ったら戻される非常に難しい相場ですね。

積極的に入る場面でもなさそうですが、しっかり環境認識はやっていこうということで今週の環境認識とエントリーポイントを見ていきましょう。

月足

まずは月足です。

▼豪ドル米ドル月足

月足は先週で確定して、長めの上ヒゲをつけた陽線となりました。

今月かなり強い上昇が見られる場面もありましたが、先月、先々月同様にSMA100で跳ね返され、SMA100が何度もきれいに効いているのがわかりますね。

ローソク足としては長めの上ヒゲをつけた陽線となり、上昇しつつも強めの売り圧力もある状況を表しています。

形的にはかなり下落転換しそうな形に見えます。

全体のトレンドを見ると・・・

移動平均は短期から上向き、価格はSMA100のすぐ下にあり、一目均衡表の雲は薄い上昇雲を出しています。

SMAが短期ほど低い位置にあり、価格もSMAより下にあるので、形的には下落トレンドですが下落トレンドの終わりかけという感じです。

SMA100を上にブレイクすれば正式に下降トレンド終了ですが、直近はSMA100が最後の抵抗をしている状況です。

SMA100の下落圧力はそれなりに強そうなので、一旦は下落しそうかなという目線で見ています。

今は上にも下にもいきそうで、長期目線では方向性がはっきりしてから自信を持って勝負したい感じですね。

週足

続いて週足です。

▼豪ドル米ドル週足

先週は行って来いの展開で最終的には大きな下落となったため、ローソク足的には長めの上ヒゲを伴った陰線で引けました。

ほぼ安値引けしているので、教科書的には下落が続きそうかなという局面です。

全体のトレンドを見ると、SMAは上向き、価格はSMA20の近くにあり、もくもくと上昇雲が出ているので上昇トレンドです。

とはいえ、戻り安値の切り上げはできず、ダウ理論的な上昇トレンドは崩壊しています。

また、現時点では三尊を形成しているように見え、今は最後の右肩のトップ付近にいてここから下落して三尊完成も十分にありそうな形。

ファンダ的にも米のテーパリング憶測（ドル高要因）があったりと、結構下落はありそうかなという目線で見ています。

今から新たにロングポジションは作りづらく、一方で上昇トレンド中なのでマイルール的に売りポジションも持てないので、三尊完成で下落したところを狙いたいかなという形です。

日足

続いて日足です。

▼豪ドル米ドル日足

先週は週頭は上昇しましたが、週後半に一気に下落して上昇分以上の下落となりました。

ローソク足的にも、週後半の2本が長めの陰線となっています。

特に金曜日（最新のローソク足）は長い大陰線となっていて、週明けはまずどこまで下落するのかを見極める展開となりそうです。

全体のトレンドを見ると、価格がSMA100付近にありぎりぎり上昇トレンドが残っている状態です。

SMA100は上昇の起点になったポイントでもありますが、ここを割ると上昇トレンドは終了となります。

またコロナ後からの高値と戻り安値を結んだ平行線は上昇チャネルになっていて、現状はチャネル下限の少し上にあります。

位置的にはロングをしたい場面ではありますが、下落の勢いが強くすぐには入りづらいので、日足レベルで長い下ヒゲをつけたり下落の勢いが収まってきたように見えたらロングを仕込みたいところ。

チャネル下限付近まで落ちるようなら、こちらも勢い次第ではありますが、損切りを近めにしてロングを仕込みたいと思います。

チャネル下限は価格水準でいうと、0.763-0.764くらいなので週前半にそこまで落ちるようなら、週後半あるいは来週からの上昇に備えてロングするのは良いのかなと。

チャネルを割るほど強い下落となるようでしたら諦めて損切りしたいと思います。

4時間足

最後に4時間足です。

▼豪ドル米ドル4時間足

4時間足も日足と同じような状況ですが、週末の下落がより顕著にわかる長い陰線がついています。

最近は0.77と0.78の間でレンジとなっており、今はその下限にいるところ、損切りを狭く持ってロングを仕込むのが良さそうです。

レンジを下に割ったらおとなしく損切りで、下にはSMA200やチャネル下限も近づいているのでショートでは入らないようにします。

日本と中国が連休中で、月曜日はイギリスが休日となるので、大きな動きはなさそうに見えますが、閑散期を狙って一時的に大口が仕掛けてくる展開もありそうなので、その場合はさらにロングを仕込むか考えたいと思います。

今週は大きな動きなしか変な動きが出そうな感じがしているので、あまりトレード環境は良くなさそうですが、チャネル下限に来た時にプライスアクションを見て考えたいと思います。

ではでは