MACDは便利なインジケーターですが、MT4のデフォルトのMACDだと、ヒストグラムになっていて、いまいちサインが見づらいですよね。
私もヒストグラムをライン表示に変えてみましたので、やり方をメモしておきたいと思います。
MT5のMACDをヒストグラムからライン表示に変更する方法
MACD のシグナルラインオンラインにするにはツールからMetaQuotes 言語エディタを選択します。
その後インジケーター example 頭を左のメニューから選択し展開すると、インジケーターのMQ5ファイルがずらっと並びます。
その中から MACD を選択しダブルクリックをすると プログラムのコードのようなものが出てきます。
14行目のインディケーターTYPE1の「DRAW_HISTGRAM」となっているところを「DRAW_LINE」と変更するとソースの修正は完了です。
この状態で保存してコンパイルをクリックするとファイルを実行して、変更がMT5に反映されます。
後はチャート上でMACDを表示されているなら一度削除をして、もう一度挿入しなおすと変更後のMACDのが表示されます。
なお、通常MACD はインジケーター>オシレーターから挿入しますが、変更後のMACDはカスタムインジケーターに分類されます。
ですので、インジケーター>カスタムから「MACD」を選択して挿入します。
それとMCDラインとシグナルの両方がラインになったMACDが表示されます。
LINE のカラーはプロパティから変更できますので、お好みで変更すると良いでしょう。
MACDを二つのラインで表示するとすごく見やすくなるので、ひと手間ではありますが設定を変更しておくと良いですね。
MACDは移動平均線の判断の遅さをカバーしてくれる優秀なインジケーターですので、うまく使いこなして相場の転換点をいち早くキャッチしたいと思います。