昨日の相場状況
昨日はCPIがすべての項目で予想比上振れましたが、同時に発表された新規失業保険申請件数が予想を上回り(悪かった)乱高下した後にドル売りに押される格好になりました。
物価よりは雇用を重視したということでしょうか。
直近の米経済指標は・・・
雇用統計が明確に強いが政府雇用が異常に多く疑念が残る状況で新規失業保険申請件数が増える矛盾する結果。
新規失業保険はハリケーンの影響と言われており、今後どうなるかは不透明。
また今回ハリケーンの「へリーン」は影響したが、後から来た「ミルトン」については未反映との話もあり雇用は悪化懸念。
市場としても動きづらい結果になったようで、このような局面では個人は決め打ちできずトレードはすごくしづらいですね。
通貨強弱
昨日の通貨強弱を見ると円高、フラン高が見られリスクオフ的な値動き。
そんな中ドルは真ん中くらいですので、指標結果的にはドル売り材料と判断されたようです。
ユーロドル(EURUSD)
1時間足
4時間足
1.10を待って戻り売りか
ドル円(USDJPY)
1時間足
4時間足
ドル円は直近上昇の23.6%戻しとなる147.70が押し目のめどか。
豪ドル米ドル(AUDUSD)
1時間足
4時間足
今日の注目指標・イベント
本日の注目はPPIとミシガン。
PPIの予想はおおむね前月よりも鈍化で、上振れると昨日のCPIと同じように鈍化が止まったと見られそうです。
CPIが上振れましたが、CPIの先行指標と言われるPPIがどうなるか。PPIと同時に発表される指標がないので、今日の方が指標結果に素直に反応するかもですね。
中東情勢も予断を許さず持ち越しはしない予定なので、発表後の流れや米株オープン前の逆行などをうまく使ってトレードしつつ早めに撤退したいです。
基本的にはPPIの結果に合わせて、押し目が来たらのっかるという感じで乗りたいと思います。
それでは