先週は四半期末や雇用統計などイベントが多かったですが、値動きとしてはいまいちで値幅の狭い稼ぎづらい相場でした。
先週で6月が終わり、今週からは7月の相場が本格的にスタートします。
値動きがない時期が続いた後は、一気に大きな値動きになることもありえそうなので方向感をきっちり見極めてトレードしていきたいですね。
ということで、7/6週の豪ドル米ドルの環境認識をしていきたいと思います。
月足
まずは月足です。
月足は6月分のローソク足(右から2番目)が確定して、3ヶ月連続の陽線となりました。
陽線ではありますが、長めの上ヒゲをともなっていて、若干下落の兆しが出ているかなという感じです。
トレンドとしては・・
- SMA(移動平均線)はすべて下向き
- 価格がSMAより下
- 薄い下降雲
SMAはすべて下向きで価格はSMAより下、一目均衡表の雲も下降雲が出ているので下落トレンドです。
現在値はSMA20(画像赤線)付近にいて、節目の0.7で反転下落をしているので、7月はこのまま下落に転じるのか、はたまた上昇継続で上ヒゲを埋めにいくのか注目ですね。
週足
続いて週足です。
先週は上昇して週の高値近辺で引けたため、短めの大陽線で確定しました。
強い上昇を示すローソク足なので、来週もこの上昇の勢いが続くか注目です。
とはいえ、直近の3,4週間は現在値くらいから売り圧が強くなっているため、来週は一転下落に転じる可能性もあり、ロングで入るならしっかり今のラインを抜けた後に入りたいところですね。
トレンドとしては、SMAは下向きから横向きに変わり、現在値はSMA100をブレイクしそうな局面で、下落トレンドが完全に終わるかどうかといったところ。
週足レベルでは、下落トレンド中の上昇局面で、高い位置まで上がってきたので売りで入りたいところですが、上昇の勢いが強くトレ転に注意なので、なかなかに難しいところです。
日足
続いて日足です。
日足は週のはじめに上昇したものの、週後半は米国休場もありつつで様子見の展開となりました。
上昇チャネルの下限付近を沿うようにじわじわと上昇していて、買い時のようにも上昇トレンドの終わりのようにも見えます。
高値の更新ができておらず、むしろ切り下がっている状況のため、上昇トレンド中のゆるやかな調整局面が続いている状況といったところでしょうか。
とはいえ、まだまだSMAは上向きで価格もSMAより上。上昇雲ももくもくと出ている状況が続いているので上昇トレンドは継続中です。
週明けは方向感を見たいですが、上昇が続くようであれば今がチャネル下限なのでロングで入りやすく、下落するようであれば上昇チャネルを下にブレイクしそうなので、ブレイクワンタッチなどで売りエントリーできそうなので、意外に週明けは早めにエントリーチャンスが来そうですね。
4時間足
最後に4時間足です。
4時間足も日足と同じような形で、上昇チャネルの中を推移しており、直近の高値を結ぶとゆるい下落チャネルを見ることができるので、上昇トレンド中の調整下落局面と見ることができます。
もうじき下落チャネルと上昇チャネルがぶつかるポイントが来るので、どちらかに方向感が出そうですね。
先週末の雇用統計は良い結果となり、リスクオン継続ですので、おそらく上にいくだろうなという思いでいますが、値動きが出たところでついていくのが安全かなと。
今週の方向感次第ですが、チャネル下限でロングエントリーはしていきたいと思います。
今の価格でいうと6.900水準は絶好のロングエントリーポイントかなと。
しばらく方向感のない展開が続いているので、そろそろはっきりした方向が出てほしいと思いつつ、相場を見守りながらエントリーチャンスを待ちたいと思います。