こんにちはハルです。
先週の豪ドル米ドルは、月末のフローもあって週末にかけてドル高にふれました。
個人的には月末の流れに少し乗ったりドル円をトレードしていたりしていましたが、豪ドル米ドルについてはなかなかに難しい相場が続いていますね。
今週以降はどうなっていくのか、豪ドル米ドルの環境認識とエントリーポイントを見ていきましょう。
月足
まずは月足です。
最新の月足はまだ未確定ですが、あと1営業日なのでほぼ確定です。
現時点では長めの上ヒゲがついて実体はほとんどありません。
トンカチのような形で売り圧力が強いことを表しています。上昇相場の転換期に出るローソク足でもあるので反転して下落する公算が高そうかなと。
全体のトレンドを見ると・・
- SMA(移動平均線)は短期から上向きつつある
- 価格はSMA100のすぐ下
- 薄い上昇雲
SMAは上向き、価格はSMA100のすぐ下にあり、一目均衡表の雲は薄い上昇雲が出始めています。
形としてはSMAが短期から下にあり下降トレンドの形ですが、下降トレンドの終わりかけという感じです。
今はSMA100が最後の抵抗をしており、4ヶ月ほど跳ね返しています。
そろそろ決着がつきそうなので、決着がついて方向感が出たら短期、中期で良いエントリーポイントを見つけて入りたいところ。
上にいきそうか下にいきそうかはわかりませんが、一度は調整の下げが来るかなと考えています。
月足をもとにエントリーすることはありませんが、どちらかに方向感が出るのを待っている状況です。
週足
続いて週足です。
先週は月末にかけてドル高が進みましたが、週末に戻りがあったりと方向感がない展開でした。
ローソク足は短い実体に上ヒゲと下ヒゲがついている陰線で、コマのような形となりました。
教科書的には相場が迷っている状況で出るローソク足なので、方向感のない今の相場の状況を表しているといえます。
全体のトレンドを見ると、SMAは上向き、価格はSMA20(赤ライン)付近にあり、もくもくと上昇雲が出ていて上昇トレンドです。
ただ直近は勢いを失っていて、前回高値は高値切り上げをできなかったのでダウ理論的な上昇トレンドは崩壊しています。
テクニカル分析を勉強していると、ダウ理論をよく聞くことになり、有名なトレーダーの人でも参考にしているテクニカル分析の基礎知識ということで学んでいます。 ダウ理論について、メモしておきたいと思います。 ダウ理論とは ダウ理論[…]
また、現状は三尊(黄色ライン)を形成しているように見えます。
ネックライン水準の0.76を割るとトップとネックラインの差である300-400pipsは落ちそうです。
右肩の方が左肩よりも高いのであまりきれいな形ではありませんが、ネックライン水準を割ってくるようならブレイクワンタッチ的に戻したところをショートしたいですね。
一方で週足のSMA20はこれまで反発の起点となっているので、ここから上がっていく可能性もあり、週足レベルでは方向感が出てから流れに乗っていきたいところです。
日足
続いて日足です。
先週は小さなレンジでの値動きを続けていましたが、金曜日に一気にドル高が来て長めの陰線をつけています。
ただ金曜日は戻しもある程度強かったので、長い下ヒゲもついていて反転しそうな雰囲気もある難しい局面です。
日足レベルではコロナ以降の上昇の高値を結んで平行線(グリーン平行線)を引いていますが、現状はチャネルの下限付近にあります。
チャネル下限で反応したようにも見えますが、月末月初のフローもありトレンドは少し見えづらくなっています。
週明け月曜日は米英が休日で月初の月曜日ということで様子を見つつ、本質的な流れがどちらになりそうか見極めたいですね。
反発の流れを見せるようならロングでついていき、ずるずるとチャネル下限を割るようならチャネル下限に戻ってきたところをショートしたいなと思っています。
見極めが難しそうですが、いずれも損切りを狭めに置けるので、トレードはしやすいかなと。
ただ、ちょっと分かりづらいのでロットは抑えめにして、今週は様子見でも良いかもしれません。
4時間足
最後に4時間足です。
4時間足も日足と同じような状況ですが、4時間足レベルではすでにチャネルを下にブレイクしたように見えます。
週明け少し上昇するようならチャネル下限付近でショートしたいですが、月末休日で変な動きをしそうな感じもするので、やはり数日は様子見ですかね。
休むも相場で、少し月初の値動きを見た上で今後のシナリオを考えたいと思います。
ではでは。