先週は久しぶりにユーロドルの取引をほとんどせず、チャートを見ていました。
ユーロドルは難しい局面なのですぐにトレードするつもりはありませんが、今後のために5/11週のユーロドルの環境認識をしていきたいと思います。
月足
まずは月足です。
月足は4月分が確定、5月分は未確定ですが、現時点で5月は2-4月につけていた長い下ヒゲを埋めるような動きをしています。
月末にかけてまた上昇し、また長い下ヒゲをつけるのかなと考えています。
ただ、トレンドとしては移動平均線はすべて下向き、価格もSMAより下にあるので基本的には下方向といえます。
もう一段下にいくこともできますが、安い価格帯にいるので、戻しがあることも十分考えられ、戻り売りを狙うにはもう少し待ちたいところですね。
週足
続いて週足です。
週足は先週の大きな下落があり、移動平均線よりも下の1.083付近の水準にあります。
先々週の上昇をほぼ戻してしまう下落だったので、ローソク足はつつみ足のような形になり、下落の勢いは強いといえます。
ただ、現状は硬そうなレジサポ近辺にいて、一度反発がありそうな形です。
トレンド的には、移動平均線は下向き、価格が移動平均線の下にあり、雲も下降雲が出ているので下目線です。
月足同様、戻しを待ちたい展開と言えそうです。
日足
次に日足です。
日足は上昇と下降を繰り返しつつ、変動幅は狭まってきていて、三角持ち合いのような形になっています。
月足、週足は下目線ですが、先週に大きな下落をしたこと、また硬いレジサポ近辺にいることから上昇していく可能性も十分にありそうです。
どちらにブレイクするかを見届けてからついていきたい局面です。
硬いレジサポ上にあり、強い売り圧が入る1.1までも100pips以上あるので、一度は上にいきそうかなと思っていますが、そうなると上位足の方向感とずれてしまうので、エントリーは見送りかなという感じです。
どちらにいくかわかりづらい難しい局面という感じで、今月はすでに目標達成しているので、様子を見つつ優位性の高い局面が来るのを待ちたいと思います。
個人的には一度下を掘って、しっかりと下落トレンドは示してもらいたいと思っていますが、さて今週はどうなるでしょうか。