今週(3/30-4/3)のユーロドルはドル買いの流れの中、月末ロンドンフィックスからの反発やドイツのGDP下方修正などもあって下落の流れとなりましたね。
先週がかなり強い上昇だったので、もう少し上げてくるかと思ったのですが、月曜からすぐに下げに転じました。
個人的には週明け当初は上目線だったので少し乗り遅れましたが、目線を下に固定してからは短期で戻り売りを多くしかけて、利益を積み上げることができました。
来週は下落がどのあたりで止まるのかが注目ですが、トレード用の備忘録として4/6週のユーロドルの環境認識をメモしておきたいと思います。
月足
月足は3月が確定し、上と下の大きな長いひげがついた足(十字線)となりました。
移動平均線(SMA)はすべて下向き、価格も雲やSMAの下にいるため下落トレンドの中ですが、上にも下にも行く可能性があるローソク足です。
一目均衡表の雲を見ても、薄く上げと下げの両方が出ていて、相場は迷っている状態といえます。
4月はまだ3営業日ですが、まずは下落の流れでチャネルを見るともう少し下げの余地がありそうです。
週足
続いて週足です。
週足は大きな大陰線で引けて、下ヒゲも短く非常に下げの力が強い形となりました。
週足も下落トレンドの中で、SMA50(画像青線)で反発して下げたような形です。
週足のSMA50はこれで3度反発しているので、かなり意識されているポイントのようです。
直近は前々回安値となるレジサポ付近で反発の動きを見せていて、大きく下げたこともありここから反発上昇の可能性もあります。
ただ月足同様、チャネル下限まではまだ下げ余地があり、もう一段下げる可能性もありそうです。
前回安値はコロナショックによるボラが大きかったこともあり、チャネルを抜ける下げになっていて参考外となる可能性もありますが、それでもチャネル下限まで下げる可能性は十分あります。
週が変わってがらっと雰囲気が変わる可能性もありますので、すぐにロングを仕込むような相場ではなく、まだ下値や転換を探る展開となるのではと考えています。
日足
続いて日足です。
日足は先週抜けたSMAや雲をまた下に抜けて、SMA20(画像赤線)がSMA50(画像青線)やSMA100(画像黒太線)をデッドクロスして下落トレンドを作りそうな形になっています。
今後下落トレンドを作ることを前提に、SMA20やSMA50あたりで戻り売りを仕込みたいと考えます。
一方、前回上昇のフィボで見ると61.8%の水準に到達。
このあたりで反発上昇となる可能性は結構高そうです。
金曜日は最後上げて引けているので、今後上昇に転じるのか、それともまだまだ下値を探る展開になるのか注目です。
今のドル買いの強さを見ると、前回安値まで下げて全戻しもあるかもしれません。
ただ、最近は週ごとにトレンドが切り替わっているので、来週いきなり上昇局面が始まる可能性もあります。
ボラが大きいので、月曜のロンドン市場までの流れなどを見て、流れに乗っていきたいと思います。
1時間足を見ると反発実績のあるSMA20に到達していて、東京時間でさらに上昇してSMA50に到達するようであれば一度低めのロットで戻り売りをしかけてみようかと。(利確は直近安値である1.078水準、ロスカットはSMA100)
ユーロドルは下落トレンドの中ですので、戻りを待ってポジションをしっかり仕込んでいきたいですね。
それでは来週もがんばっていきましょう。